ウルトラマン展とコクリコ坂からを見てきたの巻


先日、思い立ったが吉日ということで行ってまいりました。
以下追記より、そんなメモ。




ウルトラ シリーズといえば、平成シリーズでは考えられないでしょうが、そう、そうなのです!トラウマ作成機です!
中でもウルトラセブン31話、「悪魔の住む花」は幼少のわたしのトラウマナンバー5でございます(1位はあるアニメの『瞳の中のフランシーヌ』)
あとは怪獣をちょっと知ってるくらいだったのですが、まぁ横に語ってくれる人がいるからいいやと思って、美術館へレッツゴー。


わたしが「これは?」って聞くので、嬉しそうに語る兄。語る兄。美術館の人に白い目で見られながら、原画や衣装を眺めていました。中でも、実物大メトロン 星人が、薄暗い部屋でちゃぶ台の前に座っていたのはすごくシュールでした…。
そしてウルトラマン好きに年齢は関係ないことを証明するかのように、6歳くらいの男の子が両親に向かって話すの語るの何の。


んでところ変わって映画館へ。


面白かったですよ!コクリコ。
良くも悪くもジブリっぽくなかったと思います!音楽もジャズで盛り上がりました。
主役二人が棒ですが、後半は何とか気にならない程度になりましたし。あ、でも風間(CV.岡田)さんが笑いながら演壇に飛ぶところは、もう腕をつねらないと吹き出してしまいそうでした。どうして棒読みの人って、笑い声が「HA HA HA HA!」みたいなアメリカンなのでしょう。

青春ラブ!みたいな推しでしたが、どっちかというと古き良き時代の文化や風景・暮らしぶりを楽しむ映画でした。ただ、動画としては構図とかカット割りが単調だったかな。
海ちゃんの夢の話はちょっとじんと来ちゃいました。
あと原作知らない自分としては、最初海ちゃんのことを「メル」って呼んだり「うみ」って呼んだりしてたのに、一切説明なかったところが混乱しましたね。響き的にフランス語かな、と思ったんですがそうでした。

「海をフランス語に訳すと、ラ・メールになる」と教えられ、北斗や友人からはメールがつまってメルと呼ばれている。――Wikipedia引用


しかし何より、眼鏡の生徒会長がかっこよすぎて興奮しました。なにこのひと、かっこいい…。すごいタラシっぷりでしたが、水沼さんツボです。映画見終わった兄妹が、口をそろえて、「水沼会長かっこいい!」と話てたので、たぶん男女ともに受けがいいんじゃないでしょうかあの性的な会長。

シナリオがしっかりしていた(終わり方もきれいにまとまってる)ので、引っ越しのアリエッティやマラソンゲド戦記より好きです。
ただやっぱり大人向けで、それと学生運動とかそういう青臭い熱気に負けない人と、人を選ぶと思います。
海軍とかもちょっとありますので、レトロな雰囲気好きさんとか、ビビっときた方は一度ごらんあれ。