トゥルーブラッド1 闇夜の訪問者/ シャーレイン・ハリス

あらすじ:
現代のアメリカ南部。
主人公のスーキーはボン・タンという片田舎で働くウェイトレス。彼女には「人の心が読める」テレパシー能力があった。しかしその力を持て余している彼女が、平穏で居られる相手は"超自然的存在"のみ。
そんな彼女の街にヴァンパイアのビルが現れ、彼との出会いによって彼女はトラブルに巻き込まれていくが……。

現代ヴァンパイアもの。シリーズ一作目。アメリカでは既にドラマ化されている作品です。
登場人物のヴィジュアルが描写されている作品が苦手で、ちょっと敬遠していたのですが、ライト過ぎずミステリー要素もあって面白かったです。


よくある王道パターン。でもいいじゃない、王道!
恋愛ありミステリーありのファンタジーですが、割とあっさり目。謎解きに躍起になったり濃いロマンスもなく、逆にそれが読みやすかったです。

何より主人公のスーキーがしっかりものの妹で、勇気があって機転も利く良い子です!おばあちゃん子!スーキーさんがボッコボコにされてしまう描写があって、そこはちと辛かったです。下半身兄や、淡白ビルにヘタレサムとか、美形はてんで役に立たないな!エリックは今後どうなるのやら。
謎が多いので、あれこれ想像して読むのが楽しいです。続きが気になる!