いっしょにねようよ3巻/高尾滋

いっしょにねようよ(第3巻) (花とゆめコミックス) [ 高尾滋 ]

主人公の宇佐美一子(うさみ いちこ)は、ある事情から子供の姿が見えなくなり、姉の子供に怪我を負わせてしまったショックで家出する。
見知らぬ土地で行きだ倒れているところを、お面を被った少年:古白(こはく)に拾われ、彼らが住まう屋敷で一緒に暮らすことになるが…

出ました新刊。いやー面白い。絵も話も、キャラも全部が好き!
最近は首から上がないヒロインとか、お面で顔を覆っている少年とかそういうのが流行りなんでしょうか。なにそれ素敵。


主人公がそばかす天パの貧乳、という外的魅力をどこに感じれば良いのだろう…という子なんですが、これがとても良い子。まさにお母さんヒロイン。弱そうなイメージと裏腹に、芯の強い女の子です。
お面少年の古白くんも個性的で、本能のままに生きる、心に傷を負った純粋な少年です。お面の表情が可愛いくて、にやにやします(お面なんですが表情が変わるんです)
高尾さんの画力はさることながら、伏線だらけのストーリーもわくわくします。1・2巻とシリアスな家庭問題の話が続きますが、割とコメディタッチです。3巻からは徐々にラブコメになってきた感じも。というか3巻最後には学園編へ突入する展開を見せてきました。どうなることやら。


キーワード:上腕萌え、腹筋萌え、ウサギ好きには悶絶